銀座界隈(東京都・中央区)
銀座である。泣く子も黙る銀座である。
高級店が消えようが、チープな店が増えようが、銀座は銀座であるし、いつまでもおしゃれをしなきゃ歩けない街であって欲しいもの。
さて街灯。
まずは、警察博物館近くのガス灯。オレンジ色の灯りが優しい。
この足元はレンガ敷きになっていて、傍らにはレンガの碑。さらにはレトロなとんがり屋根のオブジェもあって、明治時代のモダンな銀座にちょとだけ思いを馳せることができる一角だ。
ちなみにとんがり屋根は、なんと「京橋」という橋がかかっていた頃の橋柱だとか。昔はここに川が流れていたのだ。びっくり。
ここからは、現在の銀座。
有楽町マリオンのからくり時計前の背の高い街灯。からくり時計健在で嬉しい。
銀座すずらん通りの街灯は、よくよく見ればアームにもかわいいすずらんの意匠。さりげなくておしゃれ。
並木通り5丁目。灯篭のような形と、海外ブランドのお店のロゴとのギャップが面白い。
みゆき通り。鳳凰が乗っているのは、この通りが明治天皇の行幸に使われたことに由来するそう。ちなみに、銀座みゆき通郵便局の風景印(消印の一種)は、この鳳凰の街灯がモチーフになっている。
並木通り2丁目。ブルーが目を引く美しい街灯。
個性にあふれる銀座の街灯。きっとまだまだあるに違いないけど、今回はここまで。